戦術、用語
≪ソフトテニスの試合方法≫
ソフトテニスの試合におけるコースとは主に下記に示す通り、4コースに分類されます。正クロス、逆クロス、左右ストレートと、攻撃の時によく使われるミドルというコースもあります。試合は必ず正クロスの
サーブから始まります。
≪打ち方の名称≫
<グラウンドストローク>(一般的にはストロークと言う)
一番基本的な打ち方で、ワンバウンドしたボールを打つフォアハンドとバックハンドがあります。
ストロークには3種類あり、1番多いのが腰くらいの高さの球を水平にラケットを振り抜く”サイドストローク”、目線の高さ以上で打つ攻撃的な
”トップストローク”(トップ打ち)、膝から下で打つ”アンダーストローク”があります。
<ボレー>
前衛にとって大事な打ち方で、ネット際の球をノーバウンドで打つ方法。
ネットから少し離れたところで、腰から下のボールをノーバウンドで打つ事を”ローボレー”といいます。
<ロブ>
ボールを高く上げて相手コートに入れる方法
≪ソフトテニスの陣形≫
ソフトテニスの陣形は大きく分けて、2種類あります。
<雁行人(がんこうじん)>
前衛・後衛で戦う方式です。後衛は後ろでストローク中心、前衛はネット前でボレーなどを中心に戦う
ソフトテニスの特徴的な陣形です。
<平行陣>
小学生に多い陣形で、ダブル後衛とも言われ2人ともベースライン(後ろの線)付近に立って攻撃をする陣形です。
男子大学生や社会人はダブルフォワード(ダブル前衛)と言われる陣形が多くなっています。
ダブル後衛は守備的な要素が大きく、ダブルフォワードは超攻撃なプレースタイルです。

≪ソフトテニスの球種≫
ソフトテニスの球種は主に4種類に分けられます。
速いシュートボール・遅いシュートボール・中ロブ・大ロブです。
<速いシュートボール>
文字通り、思い切って攻める時に打つボールです。しかしミスにつながりやすいボールでもあります。
<遅いシュートボール>
コースを狙って相手を崩したり、ボールを繋げるときに打つので、比較的ミスが少ないボールです。
<中ロブ>
相手前衛の頭を超す、少し速いボールです。
攻撃的なボールなので、前衛に取られたり、ミスもしやすいボールです。
<大ロブ>
大ロブとは、高いロブで、コースを変えたい時や、一旦ゲームを落ち着かせる時に使用します。
カットでストロークを打つ場合もあります。